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飼料分析の用語と解説

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---飼料分析の用語と解説---

飼料分析に用いられる用語

可消化養分総量 総エネルギー 可消化エネルギー 代謝エネルギー 乾物

揮発性塩基性窒素 細胞壁物質 酸性デタージェント繊維 酸性デタージェントリグニン

消化率 飼料分析基準 総エネルギー 粗灰分 粗脂肪 粗繊維 粗タンパク質

代謝エネルギー 中性デタージェント繊維 非構造性炭水化物 非繊維性炭水化物


飼料分析用語の解説

可消化養分総量(TDN:Total Digestible Nutrients)

TDNは可消化粗たんぱく質、可消化炭水化物(CFとNFEの可消化量)と、2.25×可消化粗脂肪の合計として求められる。

また可消化粗たんぱく質等は、各家畜の「消化率」が判らないと計算ができない。

DCP:可消化たんぱく質(%)=CP(%)×CP消化率(%)/100

DEE:可消化粗脂肪(%)=EE(%)×EE消化率(%)/100

DCP:可消化可溶無窒素物(%)=NFE(%)×NFE消化率(%)/100

DCP:可消化粗繊維(%)=CF(%)×CF消化率(%)/100

消化率はFAMICに掲載されている。


総エネルギー(GE:Gross Energy)

GEは飼料や糞などを完全に燃焼させた時に生じる熱で、ボンブカロリーメーターを用いて測定される。

また一般成分からGEを推定する場合は次の式を用いる。

GE(Mcal/kg)=(5.67×CP(%)+9.68×EE(%)+4.25×NFE(%)+4.90×CF(%))/100


可消化エネルギー(DE:Digestible Energy)

DEはGEの内、糞中へ損失しない部分であり、GEから糞中のエネルギーを差し引いて求める。


代謝エネルギー(ME:Metabolizable Energy)

MEはDEの内、メタンと尿として損失しなかった部分で、DEからメタンと尿中へ損失したエネルギーを差し引いて求められる。

また分析報告書には、犬・猫限定としてペット飼料業界で用いられる係数を乗じて算出している。


乾物(DM:Dry Matter)

DMは飼料その他を一定温度で加熱乾燥し、恒量が得られた時点でこれを乾物とし、その重量を乾物重量としている。

また水分とは裏腹の関係があり、水分含量(%)が判れば乾物への換算係数を求め、各成分の乾物量を求めることが出来る。


揮発性塩基性窒素(VBN)

タンパク質の分解により、サイレージ中に生成されるアンモニア、低級アミンの総称。


細胞壁物質(CW)

飼料有機物中、ヘミセルロース、セルロース、リグニン等の繊維性物質を含有する区分。

(OCW)

NDFと同様に総繊維を示す分画で、酵素(アミラーゼ・アクチナーゼ)処理残渣から灰分を差し引いた有機物部分。


酸性デタージェント繊維(ADF)

酸性デタージェント処理残渣の有機物部分。主として結晶性セルロースとリグニン。


酸性デタージェントリグニン(ADL)

酸性デタージェント処理残渣を72%硫酸で加水分解して得られるリグニン。


消化率

各成分の消化率は次式で定義されるが、これは糞中に排泄される内因性の物質をも含むため、

真の消化率ではなく見かけの消化率となる。

消化率(%)=(摂取成分量-糞中成分量)/摂取成分量×100

またTDNを求めるに当たり、この消化率と5成分分析値が必要となる。


飼料分析基準

農林水産省畜産局長通達により定められた飼料検査に関わる飼料の公的分析法。

一般成分、無機成分、カビ毒、農薬、有害物質、合成抗菌剤、抗生物質、ビタミン、アミノ酸、防カビ剤、抗酸化剤、病原微生物等251項目の分析法が規定されている。


総エネルギー(GE)

総エネルギーは飼料や糞などを完全に燃焼させて生じる熱で、ボンブカロリーメーターを用いて測定される。

また5成分分析値と次式により発熱量を推定することが可能である。

GE(Mcal/kg)=(5.67×CP(%)+9.68×EE(%)+4.25×NFE(%)+4.90×CF(%))/100


粗灰分(CA)

飼料を大気中で灼熱し、含有する有機物を完全に燃焼、揮散された後の残存部分。

無機元素の酸化物と無機塩類からなる。


粗脂肪(EE)

試料をジエチルエーテルで16時間抽出した成分を粗脂肪とする。リン脂質、コレステリン、遊離脂肪酸、脂溶性色素(クロロフィル、カロチノイド等)、

ロウなどが含まれるが、脂肪以外の成分は相対的に極めて少量である。


粗繊維(CF)

試料を1.25%硫酸、次いで1.25%NaOH溶液で煮沸し、アセトンで洗浄した後の残渣から粗灰分を除いたものの含量を粗繊維とする。

セルロースの大部分とヘミセルロース、リグニン、ペクチンの一部などが含まれる。


粗タンパク質(CP)

ケルダール法によって定量した全窒素量に蛋白質へ換算する係数(窒素係数)を乗じて求める。

一般に蛋白質中の窒素含量は平均16%であるので、窒素係数として6.25(100/16.0)を用いる。


代謝エネルギー(ME)

代謝エネルギーは、可消化エネルギーのうち、メタン及び尿として損失しなかった部分のエネルギー

犬猫限定の代謝エネルギーは、食品に用いる係数とは違うものを用いる。


中性デタージェント繊維(NDF)

中性デタージェント処理残渣から灰分を除いた繊維成分

主に細胞壁を構成するセルロース、ヘミセルロース、リグニンからなる


非構造性炭水化物(NSC)

細胞内容物に含まれる炭水化物で、可溶性糖類やデンプンなどルーメン内で分解が早いものが多く含まれる

非繊維性炭水化物(NFC)とほぼ同義


非繊維性炭水化物(NFC)

中性デタージェント溶出部分(NDS)に含まれる炭水化物で、次式にて算出する

NFC=100-(NDF+粗タンパク質+粗脂肪+粗灰分)


◎飼料分析用語の参考文献

・日本標準飼料成分表

・粗飼料の品質評価ガイドブック

・飼料分析基準注解

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